ブログで画像や文章をそのまま使用したらマズイの!?
今日はこんな疑問についてご説明します。ブログ運営する上で、でよくあるのが画像引用や文章の引用です。
しかしこの引用ですが、適切な方法で行わないと著作権侵害で最悪の場合損害賠償や、逮捕にまで発展します。実は僕自身過去にトレンドブログの画像引用で損害賠償を請求された過去があります。
そんな実体験を元ににどのようなケースが損害賠償になるのか、そして回避するにはどうすればいいのか解説していきます。
本記事の信頼性
ブブロガー歴5年目の僕が本記事を書いており、実体験を元に執筆しておりますのでご安心して閲覧できる内容となっております。
ブログで注意しないといけない著作権とは?
まずは著作権についてご説明していきます。
著作権(ちょさくけん、英語: copyright、コピーライト)は、作品を創作した者が有する権利であり、また、作品がどう使われるか決めることができる権利である。 作者の思想や感情が表現された文芸・学術・美術・音楽などを著作物といい、創作した者を著作者という。 知的財産権の一種。
出典元:https://ja.wikipedia.org/wiki/著作権
簡単にいうと作品や画像や文章などは作品を創作した人のものであり、それを著作権と言います。
それを無断で使用するという事が著作権侵害で法律違反となるわけです。
具体的にはどんなもの?
著作権があるものは身の回りの数多くのものに当てはまります。言葉だけでは難しいので実際に具体的な例を上げてみまよう。
- 個人の撮影した写真
- 作詞作曲した音楽
- 撮影した動画
- 執筆した文章
- ロゴマーク
- 絵
このようなものが挙げられます。今回はブログを運営していく上で著作権にひっかかりそうな物をピックアップしましたので、これ以外にもたくさんの著作権はあります。
さて、ここからブログを運営していく上で危険なポイントについて紹介していきます。
ブログで著作権侵害は損害賠償も
ブログで一番注意すべき著作権は「画像」と「文章」になります。
まずは画像について。単に画像といってもネットで検索しヒットした画像のほとんどは著作権がかけられています。なぜならばその画像、誰かが撮影した作品である可能性が非常に高いからです。
そんなことを知らずに画像を無断使用してしまうと完全な著作権侵害に相当します。
画像と文章はどんな権利があるの?
そもそも画像には著作権とその他にもは2つの権利があります。
- 肖像権⇨画像などを撮影した人が持っている権利
- パブリシティ権⇨有名人などが写った場合、無断で使わせない権利
このように細かく権利が定められており、自分のブログに芸能人画像などを無断で使用した場合これらの法律違反になるというわけです。
続いて文章ですが、これはすでにお分かりだと思いますが、自身のブログに他のサイトの記事を貼り付けたら、これまた著作権侵害になります。
そして著作権侵害をした場合、以下の罰則を受ける可能性があります。
著作権侵害は犯罪であり、被害者である著作権者が告訴することで侵害者を処罰することができます(親告罪。一部を除く)。著作権、出版権、著作隣接権の侵害は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金、著作者人格権、実演家人格権の侵害などは、5年以下の懲役又は500万円以下の罰金などが定めれれています。
また、法人などが著作権等(著作者人格権を除く)を侵害した場合は、3億円以下の罰金となります。
さらに、私的使用目的であっても、無断でアップロードされていることを知っていて、かつダウンロードする著作物等が有償で提供・提示されていることを知っていた場合、そのサイトから自動公衆送信でデジタル録音・録画を行うと、2年以下の懲役若しくは200万円以下の罰金が科せられます。
出典元:https://www.cric.or.jp/qa/hajime/hajime8.html
現在のネットでは数多くの著作権を侵害している画像を使用したブログが多数見受けられます。
周りのサイトがやっているから自分は大丈夫であろうと思うのは非常に危険です!あまりにもその件数が多いため、放置されているだけであり、著作権を有している方に指摘された場合、問答無用で損害賠償を請求される可能性があります。
罰則は実際にある!
実際に僕も当ブログとは別にトレンドブログを運営していた際に、画像使用の問題で弁護士を通して著作権侵害を訴えられた過去があります。
その時は「ネットの画像は、画像の下に引用元を貼っておけばセーフ」という情報を鵜呑みにして使用してしまい、結果として著作権侵害を指摘されてしまい、損害賠償金を払った過去があります。
僕の場合は個人であったことと、きちんとした謝罪をしたのでなんとか払える金額でしたが、場合によってはとても個人では払いきれない金額を請求される可能性も考えられます。
いくらブログで稼いでいたとしても、今までの稼ぎを一発で持っていかれてしまうことだってあり得るんですよ。
さらに記憶に新しい「漫画村」の無断アップロード事件、これは実際に逮捕者まで出ているので決して著作権侵害は甘くみてはいけないのです。
ですので、「周りがやっているから、〇〇すれば大丈夫!」などといったネットの情報を鵜呑みにするのは非常に危険なことを分かって下さい。
ブログで著作権侵害を回避する3つの方法
ここからはブログ運営していく上で著作権侵害を回避できる方法を解説していきます。
この方法を守っていただければブログに画像も挿入できますし他のサイトの文章も載せる事ができます。
画像を載せる場合は使用許可を貰うか、著作権フリーを使用
まずは画像ですが、基本的にはネットで検索した画像は絶対に使用してはいけません!冒頭でも言いましたが、ネットで検索してヒットした画像のほとんどは著作権がかけられている可能性が高いからです。
ネットで検索した画像の下をよく見てみるとほとんどの画像に「画像は長作件で保護されている場合があります」と記載してあります。
なので、無断使用は危険すぎます!
じゃ、どうすれば画像は使用できるの?
どうしても画像を使用したい場合は、著作権をも持っている所有者に画像使用のお願いをし、承諾を得られれば使用してOKです。ただ時間とお金がかかる可能性もありますので、そこは交渉次第かと。
それ以外の場合は、「著作権フリー画像」などで対応することをお勧めします。著作権フリー画像であれば商用利用可で問題なく使用できるからです。
文章を載せる場合は引用を使用する
ブログの記事で、他のサイトの文章を引用したいケースが多々あると思います。
しかし、コピペなんてしてしまうと著作権侵害になってしまいます。ではどうすればいいのか?
それは「引用機能」を使用すればOKです。
WordPressの場合こちらのボタンを押し、その中で文章を引用すればOK!
こういった感じになれ大丈夫です。
あと忘れていけない事はこちら。
- 引用部分の下に「引用元」と記載し、引用したサイトのページを記載する
- 引用した文章は書き換えてはいけない(間違った文字を使用していても変えてはいけない)
- 自分の記事の文字数以下になるようにする
- 引用する文字が自身の記事と関連され必要である事
上記の項目とともに文章引用を使用して下さい。
SNS埋め込みを利用する
3つ目の方法は画像や、文章引用しない方法でSNSの埋め込み機能があります。
これは著作権侵害には当たりませんので有効に活用できます。
文章の引用も特段対応も必要ありません。近年のブログ運営でもこういったSNS埋め込み機能をうまく利用しているものが多いですね。
ツイッターのページのURLをコピーして貼り付けるだけで簡単にリンクできるようになっているのでおすすめですよ。
初心者ブロガーあるある。PVが上がらない理由
・設定が間違っている?
・文字数が足りない?
・言葉の使い回しが変?
・昨日更新できなかったから?この時期は疑心暗鬼になりがちですが、1番の要因はブログ運営期間と記事数です。
これをクリアしてからPVの問題に取り掛かりましょう!— コメ太郎@ブログでマネーリテラシー (@kometaro01) August 29, 2020
twitterだとこういった感じになります。
同様にfacebook、Instagram、YouTubeといったものも同様に利用できますのでお勧めです。
まとめ
本日はブログで著作権侵害になるケースとそれを避ける3つの方法について解説させていただきました。
副業でブログを参入している方が年々増えていますね。副業でブログが最強な理由!収入を得られるためのブログの作り方!
一方で著作権に関し正しい知識を持っていないブロガーさんも相当数いると思います。
もし、自分のブログを確認して著作権侵害をしている可能性があるものは即刻修正し、今回の記事で説明した対応をして下さい。
著作権侵害を回避する3つの方法をもう一度おさらいします。
- 画像を載せる場合は使用許可を貰うか、著作権フリーを使用
- 文章を載せる場合は引用を使用する
- SNS埋め込みを利用する
まだ、注意されたことかないから大丈夫は非常に危険です。
著作権に関し、正しい情報を確認してからブログ執筆をしていただければと思います。
それでは本日は以上になります。お疲れ様でした。